【台湾フルーツ】台湾秋の味覚 - 文旦(中文:柚子)
Taiwan Love店主
「文旦」とは
「文旦」は亜熱帯の柑橘系のブンタン類の一種で、台湾での栽培は約300年の歴史があります。
台湾国内では文旦を“台湾柚子”と呼んでおり、その種類も豊富ですが、その中でも麻豆文旦が最も有名なブランド果実です。1800年頃、台南の麻豆で文旦の植樹栽培に成功し、品種改良されたものを「麻豆文旦」と名付けました。そのため、「麻豆文旦」は品種の名前でもあり、台湾麻豆産以外の他の地域産の「麻豆文旦」もあります。
天皇御用達文旦
昔、麻豆が生産した文旦は「御用達文旦」と呼ばれ、その果実はすべて日本の天皇に納められたため、麻豆文旦(マトウブンタン)の名は国内外で知られるようになりました。
樹齢が長ければ長いほど美味しい
「文旦」は樹齢が長ければ長いほど果肉が甘く、種が小さくなると言われ、一般的に文旦を買う時は、樹齢30年越えの「老欉(ラオーツオン)」とつくものがおすすめです。なぜなら、樹齢が短いと、樹の成長のスピードが速く、根や葉が栄養を吸い取ってしまい、果肉はパサパサで果汁が少なくなってしまうからです。樹齢10年ほど経つと、成長が安定し、果実が確実に栄養分を吸収し、なめらかで柔らかくみずみずしい文旦ができると言われています。
栄養たっぷり
果肉が厚く柔らかで、果汁たっぶりでジューシー!甘酸っぱくて香りの良い独特の味はくせになる美味しさです。そして、たんぱく質、ビタミンB1・B2・C・P、カロテン、カルシウム、リン、鉄、炭水化物、クエン酸等が多く含まれています。特にビタミンCは果物の中でも多く、レモンの3倍、リンゴの7倍も含まれています。
台湾の三大節句「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」に欠かせない旬の果物
中秋節は中華圏の三大節句の一つで、秋に美しさが深まる月を愛でる節句です。月の鑑賞の同時に月餅やバーベキューといったお菓子や催事に加え、文旦も欠かせないものになっています。また「一家団欒・円満に過ごす」という願いを掛け、家族や親族だけではなくお世話になっている方への感謝の気持ちとして、日本のお中元のように月餅やこの文旦などが贈答品として扱われています。
お召し上がり方
皮が少し厚めなため、手で剥くよりもナイフなどで切れ目を入れてから剥いてお召し上がりください。
切り方
ヘタのある細い部分を切る → 皮に横側から6~8回切り込みを入れる → 手で皮をむく → 薄皮をむき、種を取ってお召し上がりください
食べ頃
お届け後は風通しの良い所に置いておき、皮が黄色くなったら食べ頃となります。文旦の皮が黄色くなっているということはすでに適度の水分が抜けているというサインで、果肉の肉質が柔らかくなっており甘みも増しています。通常は収穫後約2ヵ月置いても大丈夫です。
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Taiwan Love台湾商品専門店では、旬の文旦を季節限定で販売します。
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【2022年】最高級 台湾文旦 台南麻豆産 麻豆文旦ギフトボックス
内容量:3kg(5~9玉) 柚子
締切:2022年8月31日(水)
発送:2022年9月中旬〜 9月下旬